Name: Concert Inspired by “La Bretagne, source d’inspiration” vol.1 Yuki Ito（Cello）
Start: 2023-04-13T00:00:00.000Z
End: 2023-04-13T00:00:00.000Z
Location: The National Museum of Western Art

Organization

Spring Festival in Tokyo

Cellist

Yuki Ito

Cello

Pianist

Tomomichi Watanabe

Piano

Instrumentalist

Concert Inspired by “La Bretagne, source d’inspiration” vol.1　Yuki Ito（Cello）

Tokyo

Japan

The National Museum of Western Art

Public

Chansons bretonnes, Op.115

Préludes, Livre 1

Cello Sonata, RT VIII/7

Approved

ケクラン：20のブルターニュの歌

　シャルル・ケクランは、パリ音楽院でマスネやフォーレに師事し、19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したフランスの作曲家。《20のブルターニュの歌》は1931～32年にかけて作曲。それぞれ1、2分の非常に短い曲だが、遠い古の世界に誘われるような不思議な印象をうける。ケルトのドルイド（祭司）やアーサー王伝説など、ブルターニュにまつわる様々な史実や伝承に材を得ている。

ドビュッシー：《前奏曲集 第1集》 より 沈める寺

　ドビュッシーの2集からなる《前奏曲集》は、小品集でありながら作曲語法の先駆的な試みや美しさにおいて、ドビュッシー後期の重要作品とされている。第1集（全12曲）は1909～10年にかけて書かれた。その第10曲「沈める寺」は、ブルターニュに伝わるケルト族の伝説をもとにしている。鐘の音が海面に鈍く響くところから始まり、霧が晴れるとともに伽藍が海上に姿を現す場面は、荘厳な美しさを放つ。

ディーリアス：チェロ・ソナタ

　フレデリック・ディーリアスは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したイギリスの作曲家。1903年に結婚したあとは、パリにほど近いグレ＝シュル＝ロワンで生涯を送った。この単一楽章のチェロ・ソナタは1916年、著名なイギリスの女性チェロ奏者ベアトリス・ハリスンのために作曲した、ディーリアス円熟期の作品。気ままに移ろうように、無限に紡ぎ出されていく旋律は、深い優しさを湛えている。

日本語

Concert Inspired by “La Bretagne, source d’inspiration” vol.1　Yuki Ito（Cello） by Koechlin, C., Debussy, Delius, Fra (2023/2023), The National Museum of Western Art, Tokyo, Japan

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Sted

Concert Inspired by “La Bretagne, source d’inspiration” vol.1 Yuki Ito（Cello） by Koechlin, C., Debussy, Delius, Fra (2023/2023), The National Museum of Western Art, Tokyo, Japan