Name: “Egon Schiele Exhibition” Commemorative Concert vol.4 Nana Matsuura (Violin)
Start: 2023-04-07T00:00:00.000Z
End: 2023-04-07T00:00:00.000Z
Location: Tokyo Metropolitan Art Museum

Organization

Spring Festival in Tokyo

Strumento

Nana Matsuura

Violino

Miwa Iku

Pianoforte

Violinista

“Egon Schiele Exhibition” Commemorative Concert vol.4 Nana Matsuura (Violin)

Tokyo

Giappone

Tokyo Metropolitan Art Museum

Public

Sonata per violino in mi bemolle maggiore, Op. 18

4 Stücke für Geige und Klavier, op. 7

Musik zu 'Viel Lärmen um Nichts', Op.11

Approvato

R.シュトラウス：ヴァイオリン・ソナタ

　1887～88年にかけて作曲されたシュトラウス唯一のヴァイオリン・ソナタは、交響詩《ドン・ファン》（1889）などで注目を浴びる以前に書かれた初期の作品。3楽章からなり、第1楽章はソナタ形式。冒頭から溌剌とした若さがあふれ出し、ヴァイオリンの優美な旋律が伸びやかに歌う。第2楽章は三部形式で、「即興曲」と題されている。ロマンティックな旋律が主導的で、情熱的な中間部を経たのち、無類の美しさを秘めた静謐な時間が訪れる。ロンド形式の第3楽章「終曲」は、暗く沈んだピアノの前奏から、一気に高みへと駆け上がって朗々と甘美な旋律を奏で、華々しいフィナーレに至る。

ウェーベルン：ヴァイオリンとピアノのための4つの小品

　ウェーベルンは1904年、シェーンベルクに師事し（それまでは独力で作曲を学んでいた）、作品3の《5つの歌》（1909）以降は無調を用いるようになった。本曲は1910年に作曲された無調の作品。4楽章からなるが、各楽章はそれぞれ1～2分と短い。この時期のウェーベルンの特徴である、作品の極端な短さ、（コル・レーニョなど）特殊奏法の使用、演奏者への念入りな指示、厳選されたわずかな音数による明晰なテクスチュアが見て取れる。聴く側にも集中力が求められる曲だが、凝縮された音空間に豊潤な広がりが感じられる。

コルンゴルト：《から騒ぎ》 より 4つの小品

　恋にからんだ企みが錯綜するシェイクスピアの戯曲『から騒ぎ』上演のために作曲された劇音楽から4つの小品を選んでアレンジしたもので、1918〜19年頃の作。第2曲における警吏の「ヤマリンゴ（ドグベリー）」と村役人の「桃酒（ヴァージズ）」は、劇最大の誤解をとくのに大きな役割を果たす凸凹コンビだが、その個性的なキャラクターが巧みに描写されているほか、それぞれ印象的な場面が軽妙に表現されている。

日本語

“Egon Schiele Exhibition” Commemorative Concert vol.4 Nana Matsuura (Violin) by Strauss, Webern, Korngold, Da (2023/2023), Tokyo Metropolitan Art Museum, Tokyo, Giappone

Crediti di rappresentazione (Cast e team di produzione )

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